と思った途端、冬に逆戻りですね。
梅の花もほころび始めた2月20日、「草」本店で
行われたイベントをご紹介します。
(今回は事後報告になってしまいました。すいません)
1階のエントランスを中心にしたスペースと、2階畳ギャラリーでは「手づくり雛あそび展」を行いました。 | |
雛の月を前に約1ヶ月間・・・古布や、縮緬、和紙、陶器、ガラスなど様々な素材で作られた、いろんな表情のお雛様達が、お客様のお顔をほころばせてくれました。 | |
ぼんぼりや桜橘、箱犬やさげもん、塗りや縮緬、和紙のお道具など・・・お雛様の周りをにぎやかにしてくれる可愛いお道具も沢山揃いました。 | |
お雛様や雛道具を毎年少しずつ、足していく、飾る楽しみ、遊ぶ楽しみ・・・お雛様を楽しそうに選ぶお客様のお顔を見て、「女の人はいつまでも‘女の子’なんだな」と思いました。「おままごと」みたいで楽しいですよね。 |
2階の畳ギャラリーには、京都から届いた古布縮緬の木目込み人形を中心に展示しました。 | |
入荷するたびに、着物の柄によって表情が違う、可愛いお人形にスタッフも感動しながら飾りました。 | |
右のお雛様は江戸縮緬の17人揃え・・・。 江戸時代から残る古布縮緬を使った木目込み人形です。 ちいさくて可愛い人形にひとつひとつため息の出るような奇麗な着物が着せられています。 | |
お客様も、1体1体の前で畳に座って和やかな表情でお人形を見つめられていました。可愛いお人形は、人を幸せな気分にしてくれます。 |
1階「靴・バッグコーナー」を中心にファッションコーナーでは
アトリエ玻璃+Saki Matsuo二人展「慶弔の日のおしゃれ」
が行われました。
福岡県北九州市でデザイナーとして活躍されている「亜弥香(アミカ)」の松尾咲子さんと
福岡県宗像市でジュエリー工房と教室「アトリエ玻璃 (ハリー)」を主催されている大野真沙代さん
による晴れの日、喪の日のおしゃれ展です。
「亜弥香」の松尾さん自信が買い付けられた日本、中国、インドネシア、イタリアなどの上質の布地や、紬や縮みなどの着物をほどいた生地を組み合わせて作られる、エレガントでモダンなおしゃれ着が展示され、予約、即売も行われました。 | |
ジャワ更紗と、シルクシャンタンを組み合わせた人気のシリーズは、ジャワ更紗の布地も展示され、お客様の気に入られた生地を使ってのご予約も受けられていました。 | |
松尾さんによる、着物のリフォームは「田舎臭さ」「古っぽさ」の全くない、斬新でスタイリッシュなコートやスカートが人気で、今回は特に着物を持ち込まれるお客様が多数お見えになりました。 | |
そして・・・大胆で繊細なアトリエ玻璃の大野さんのジュエリー。 お手持ちのジュエリーからのリフォームや石から探してのオーダーも承られていました。 | |
シルバークレイを使った自由なリングや、シルバーを鍵編みにして、その間にパールやクリスタルなどを編み込んだチョーカーなど、「他には無い」ジュエリーに、思わずうっとりとしてしまいました。 |
「オーダー」というと、手の届かない高級なイメージを持たれる方が多いと思います。 でも、お手持ちの布地や石を持ち込んでの「セミオーダー」は、案外気軽で自分だけの「一点物」が持てる、素敵な機会でした。 |