2004年5月のいぐさブティック草

5月21日(金)~27日(木)吉次龍清 手づくりガラス展~初夏の輝き
5月21日(金)~6月20日(日)雨音展~美しい梅雨を テーブルウェア作家展

 

梅雨の走りと言うやつでしょうか?雨の多い日が続いています。
今日は久しぶりにお日様が顔を出してくれました。


いぐさブティック草本店では梅雨・初夏を楽しくすごす器展を開催中です。
どうぞお入り下さい。


1階、レジ前のギャラリースペースとカフェギャラリーでは「雨音展~美しい梅雨を テーブルウェア作家展」が開催中です。
前回の「新緑展~」同様に京都を中心に活躍する若手作家の器が揃いました。今回のテーマは「美しい梅雨」ジメジメ・ベトベト・・・と言った梅雨のマイナスイメージを払拭する美しい梅雨のモチーフ、色遣いの作品を集めました。
「桜展」などでご紹介している「いっちん」を使った可愛い絵付けが魅力の内藤加奈子さん。1970年代生まれの若い女性作家さんです。
今回のミニギャラリーには紫陽花・カタツムリなど、梅雨らしいモチーフの絵付けをだしていただきました。
独特の色合いで表現される紫陽花と、いっちんによる立体的な雨だれのかわいい器は、温かいカフェオレやお抹茶を飲んだり、冷たいビールを飲んだり・・・梅雨のひとときを楽しくしてくれそうです。
結晶釉を使った白とブルーのモダンな磁器は安藤寛泰さん。インテリア中心のセレクトショップ「IDEE」でも定番の作家として活躍されています。
今回は、このミニギャラリーの為にさわやかな彩りの新作を出していただきました。
美しい露草の染め付けは加藤美穂子さん。“草”にも定番としておかせていただいている作家さんですが、今回のギャラリーには可愛い露草を描いていただきました。

同じく陶芸家であるご主人加藤真也さんとの共同製作で、日常にも使いやすいシンプルな形と可愛い価格も魅力です。

華奢でかわいい冷茶グラス、ワイングラスは中村睦子さん。こちらも“草”では定番の作家さんで、バーナーワークによる繊細なキャンドルポットが人気です。
今回は雨だれをイメージした軽やかな冷茶グラスを出していただきました。
小出希さんと小林裕之さんによるグラススタジオアーティー。京都伏見で教室もしながらチームで活躍されている作家さんで、“草”には初登場です。

シンプルな形と個性的な色つけのアーティグラスと呼ばれるコップ。今回は特に可愛い色合いの物を沢山入れていただきました。大きさも使いやすい大きさです。

小さめの一輪挿しも、モダンな形と若々しい色合いで、花を差しても勿論素敵ですが、花を差していない時も飾っておけるような個性的な作品です。
おうちの中で過ごすことが多い、梅雨の時期。外の雨にぬれた美しい風景を器の中にとりこんで、お茶やお食事の時間をのんびり、楽しく過ごして下さい。

2階畳ギャラリーでは、吉次龍清さんによる「手づくりガラス展~初夏の輝き」を開催中です。

伊豆高原より届く、鮮やかで美しいガラス工芸をお楽しみ下さい。

吉次さんの工房、STUDIO FORESTAのスタジオガラスは、分業で作られる一般的なガラス工芸とは異なり、デザインから制作まで作品の全ての工程を一人で仕上げていく制作スタイルが特徴のガラス工芸です。
特に、マリケットリー手法を使ったアップリケ入りのグラスが特徴です。
色グラスのスティックからアップリケのモチーフになるトンボ・花・動物などをバーナーワークであらかじめ作り、ハンドブローで制作途中の柔らかい状態のガラスにそのアップリケを巻き取り形を作る・・・と言う、とても手の込んだ作品です。
さらに、宙吹きハンドブローとバーナーワークの両方を完璧にこなせてこそ作ることのできる、右のような美しい蓋付きのビンが代表作です。
アップリケを入れ込んだ厚みのあるグラス、なのに野暮ったくなく洗練された感じがあるのは、クリスタルガラスを使った透明な輝きのおかげです。
伊豆高原のさわやかな初夏の風をそのまま運んでくれるような、吉次さんのスタジオガラス。夏の食卓でも、お玄関の飾り棚でも、ひときわ目を引くしつらえの主役になってくれると思います。

いぐさブティック草本店では、季節の草花の描かれたのれんやタペストリーを使っての四季の提案をしています。
今季は、特に美しいタペストリーが多数入荷しお客様にもご好評頂いています。

紫陽花やドクダミなど梅雨の草花と共に“草”ならではの自然を取り入れたしつらえをお楽しみ下さい。

また、これからの汗ばむ季節にタオル地やガーゼ地の気持ちのいいハンカチ・布巾が揃いました。ちょっとしたお使い物にもぴったりです。

可愛い手ぬぐいとざる、蕎麦猪口がセットになった“ざるそばセット”もお値段も可愛く、夏のギフトにおすすめです。

ジメジメした梅雨も、夏も、どんな季節も美しく、楽しく過ごす・・・。いぐさブティック草には、日本の四季を楽しむヒントが沢山詰まっています。 “草”の提案で日本の美しさを今一度見つめ直してみませんか?
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