6月15日(火)~6月23日(水)仲本由貴子・喜多共子 藍と籠のふたり展

福岡は、梅雨の中休み・・・。
ここ何日か良く晴れた暑い日が続いています。

こんな暑い日こそ、‘草’本店に涼みにいらっしゃいませんか?
‘ 草’本店では「藍と籠」の涼しい展示会を開催中です。
玄関ののれんの金魚も涼しそうに泳いでいます。
どうぞお入り下さい。

「仲本由貴子・喜多共子 藍と籠のふたり展」は2階畳ギャラリーで開催中です。どうぞお上がり下さい。
琉球本藍染めの仲本由貴子さんと、山葡萄などを使った手編み籠の喜多共子さんのふたり展。
活躍の拠点も作品のジャンルも違うお二人ですが、今回初めて‘草’本店で一緒にご紹介させていただくことになりました。仲本さんの作品はTシャツ、タンクトップ、ストール、のれん、タペストリー、クッションカバーなど・・・。喜多さんは手提げやポシェット、花篭など・・・と、どちらもファッションとインテリアが中心です。
仲本さんの藍染めは出身地でもある沖縄で育まれた「琉球本藍染め」です。
沖縄の海を写した様な独特の藍色と世界感がとてもモダンです。
独特の染めの生地を2枚・3枚と重ねられたのれんやタペストリーは、掛け方、風の動き、光の加減で、波打ち際のようだったり、深海のようだったりと趣を変える、不思議な作品です。
Tシャツやストールなどのファッションも、藍の濃淡と白のコントラストが軽やかで涼しげで、これからやってくる夏のワクワク感を一層盛り上げてくれるような、楽しい着こなしができそうです。
喜多さんの手編み籠は、山葡萄や胡桃(くるみ)、あけび等で編まれた素朴なのに、どこか都会的なかわいさがあります。
今回の一番人気は写真左奥の丸い形の手提げ籠。
独特の形も、蚊帳を柿渋で染めた内布の使い勝手の良さとかわいさもいかにも喜多さんらしさの出た作品です。
素材も編み方も様々で、素材は素朴なのに、感性は都会的な喜多さんの作品は街でもリゾートでもちょっと注目されそうな手提げ籠やポシェットは使い込むほどに艶が出て美しさを増します。
今回は、根付けや髪留め、ブローチ、イヤリングなどのアクセサリーも揃いました。
仲本さんの藍のTシャツにあわせて夏の着こなしをより一層楽しくしてくれそうです。
ナチュラルな部屋にもモダンな部屋にも合いそうな花篭・・・。ちょっとした野の花を差すだけでとても素敵で、お花を生けていない時も直しこむにはもったいない存在感があります。喜多さんは材料選びから編み上げ、紐つけなどの工程を全て一人で作ってらっしゃるので、余りたくさんの作品を作られず、入手するのが困難だと思います。

この機会に、少しでも多くの皆さまにご覧いただければ幸いです。

藍染めと手編み籠、素材も工程も全く違うふたりの作品ですが、自然と語らいながら作られる作品であることと、お二人の都会的な感性から、お互いを引き立て合いとても涼やかで素敵な空間を作ることができました。

6月はジューンブライド・・・。
‘草’にも可愛い木目込みの花嫁さんと打ち掛けの飾りものがエントランス近くでお迎えしています。
他にも、スイカやほおずき、ホタル、金魚、めだかなど夏らしい可愛いモチーフの器や小物が揃いました。ガラスの器や麻の小物も充実しています。 今年は、いぐさは勿論、麻や竹皮などさわやかな素材のスリッパ・草履が豊富に揃っています。
今年の夏も、いぐさブティック草でさわやかに快適にお過ごし下さい。

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